PROFILE
お名前:藤崎 すみれ
出身地:東京都新宿区
趣味:海を見ること
お仕事: 『元銀座No.1ホステスが教える!理想の女性と確実に付き合える』恋愛コンサルタント
あなたは何ママ?:元銀座No1ママ、ぽんこつママ
INTERVIEW
ー本日はよろしくお願いします!まずはすみれさんのお仕事について教えてください。
現在は恋愛コンサルティング会社の代表を務めています。
高校を卒業してまずは建築会社に就職し現場仕事、その後銀座のホステスを4年間、IT系企業での営業・人事を3年間、そして28歳で現在の会社を起業しました。
ーファーストキャリアの建築会社の現場仕事って女性にとっては大変だったのではないでしょうか??
めっちゃ大変!(笑)高校が建築科で、そのまま就職しました。作業着を着てコンクリートを煉ったり、家を解体したり。完全な男社会で困ることもありましたが、当時は気にする余裕もなかったです。
ーホステスに転身したきっかけは何ですか?
建築の仕事はやりたいことではなかったし、やり続けるイメージが持てなくて。まわりの方からも、今後のためにももっといろんな人と話したほうがいいとアドバイスをもらって、どうやったらそれが実現できるかを考えるようになりました。その当時たまたま「黒革の手帳」という本を読んでいて、「こんな世界があるんだ、ホステスならお金をもらいながらいろんな人と話せて勉強になりそう」と思ったのがきっかけです。
ーホステスといえば多様なお客様と相対するおもてなしの達人のイメージです!
実は私、16歳まで引きこもっていたんです。人とコミュニケーションは一切とらない、本が友達という感じ。17歳のときに親が働いていた会社が倒産して、無一文状態に。バイトしながら高校へ通ってほしいと言われて、必然的に人と関わらないいけなくなったので、そこからコミュニケーションスキルを身に付けました。
ー人と関わるのがが苦手だったなんて、意外過ぎます・・!どうやって克服したのですか?
幸いにも本が大好きだったので、高校時代にどうやったら人に反応してもらえるか、人と信頼関係を築けるかといったことを本を通して学んでいて、それを実践していきました。いまだに本はよく読んでいて、読んでは試すの繰り返しです。銀座No1ホステスになれたのもその影響は大きいと思います。そうして、自分なりのコミュニケーションスキルを確立して、いまとなってはそれが自分の事業になっています。
ー苦手だったことがいまはご自身の一番の強みになっているのですね!ちなみに、ホステスだった頃はどのような働き方だったのですか?
4時間睡眠が平均です。朝8時にお礼のメール・電話から始まり、お昼頃同伴のお客様にご連絡、お昼過ぎからジムやエステ、読書などの自分のメンテナンス、夕方から出勤準備をして同伴、夜はお店に立って0時からアフター。寝るのは3時~4時という生活でした。
ーハード!!そして時間の使い方に無駄が全くないですね!(笑)
誰よりも営業した自信があります(笑)毎日、新聞や海外のニュースサイトは一通り目を通していましたし、経営塾にも通っていました。
ートップセールスそのものですね!そのあとはIT系企業に転職されたそうですね。
しばらく働いていると「チーママやらないか」とか「お店持たないか」というお話をいただくようになったのですが、それがピンと来なくて、もっと違うことで社会に価値提供したいと思いました。あと、夜のお仕事は私にとって大好きな仕事だったけど、世間のイメージはいまだに冷たいんです。私が培ったスキルは昼でも夜でも通用すると証明したくて転職しました。意地ですね(笑)結果、創業18年ほどの会社だったのですが、そこでもトップセールスになり、26歳のときに初の女性、最年少で営業統括部長になりました。
ー有言実行、本当にかっこいいです!!!そのあと起業されたのですね。
27歳の頃から自分に何ができるか、社会に対して自分がどんな思いを持っているのか自問自答するようになり、起業することにしました。お手本にはしないでほしいですが、1人で3か月で準備して起業しました(笑)現在は4人のメンバーがいて、2つの事業を展開しています。1つは恋愛婚活事業で恋愛塾、オンラインサロン、結婚相談所を運営しています。もう1つは法人向け研修事業で社内コミュニケーションや、上司と部下・男性社員と女性社員のハラスメント対策などを行っています。
ーまさにすみれさんがいままで培ってきたものを事業にされたのですね。今後はどのような目標をお持ちですか?
目標は2つあります。
1つは今年度からパートナーシップ事業を始めようと考えています。既婚者からの相談が最近増えてきているんですよね。夫ともよく話すのですが、状況が悪いときに一緒にいられるのが良きパートナーで、コミュニケーションの真髄でもあるんです。ご夫婦となると、性の悩みに始まり子供や親族も絡んだりしてとても悩みが深く、これはどうしても解決したいなと。
もう1つは、何年もかかると思うのですが起業当時から変わらない夢で、「コミュニケーション教育を義務教育に入れる」ことです。よく言われますが、人間の悩みの8割は人間関係なんですよね。唯一、感情と言語を使いこなせるのが人間のはずなのに、私たちはそれで悩んでいる。人間として生まれた時点でコミュニケーションスキルはギフト。使いこなせていないってすごくもったいないと思うんです。それを磨けばひとりひとりがもっと幸せになれると思っています。
ーたしかに言われてハッとしました。コミュニケーション教育があればいじめや心の病気も減るかもしれない。本当に素敵な夢だと思います。
話は変わりますが、海を見るというおしゃれな趣味をお持ちなのですね!!
そういうとおしゃれに聞こえるんですが(笑)ビール飲みながら砂浜でぼーっとして途中で寝ます。考え事したいときにも良いし、頭空っぽにしたいときにも良い。自分をリセットしたり見つめ直したりすることができる時間です。おすすめの海は葉山の奥のほうにある小さい海岸です。
ー恵ママとの出会いは何だったのでしょうか?
共通の友人からオンラインコミュニケーションの本の共同執筆をしないかとお誘いがあり、その共同執筆者のひとりが恵ママでした。ホステスの経験からもいつか自分のお店持ちたいとは思っていて、起業してからは自分で店舗経営するのは難しいので月1くらいでやれる場所があったらなと思っていたんです。意外とそういうのができるところはなくて高望みの夢かと思っていたら、恵ママがまさにやりたいことをやっていて夢って叶うんだなと思いました!(笑)
ー運命的な出会いだったのですね!すみれさんのスナックの魅力は何でしょう?
来る前より、ちょっとでも自分自身のことを好きになって帰れると思います。生きていると自己否定したり、否定されたりすることも多い。私のスナックにはそれが一切ないです。そうすると自分に優しくなって、人にも優しくなれるんですよね。ただ私、酔っぱらうと会計ができなくて(笑)いかにポンコツなママか思い知っています。いろんなお客さんとの話もできて、自分にとっても成長できる場だと思っています。
ー最後にお客様へのメッセージをお願いします!
人生は気楽なもので、良いこともあるし悪いこともある。車もアクセル踏みっぱなしだといずれ衝突するし、大きな衝突をすると壊れてしまいますよね。休憩しながら長時間の運転するために、このスナックを休憩できる場だと思って来てほしいですね。
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西川 絵里香デルソーレママの裏方サポート
恵ママのリクルート時代の同僚で1児の母。現在育休中でデルソーレの運営サポートを担当。