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ママインタビュー Vol.12〜横川 真依子さん〜

ハレノヒスナック
2021.10.01

大学院卒業後は、
外資系のIT企業でコンサルタント。
デザイナー、ベンチャー企業で
人材育成 / 組織開発を経験。

そして2021年に想いを具現化する
ビジョンデザイナーとして独立。

同年7月には、一般社団法人
オーセンティックライフ協会を立ち上げ、
現在は「らしさ探究家」として
多岐にわたり活動する真依子(まいこ)ママ。

独立までのストーリー、
人生を変えるキッカケとなった出会いや別れなど
真依子ママの今に至るまでの
道筋に迫りました。



PROFILE

お名前: 横川 真依子
出身地:福岡県

■趣味
・カラオケ・内省
・対話
・映画鑑賞・漫画を読むこと


■お仕事
・らしさ探究家 
・想いを具現化するビジョンデザイナー 
・一般社団法人オーセンティックライフ協会 共同代表 
・東京都創業支援施設
「Startup Hub Tokyo TAMA」 コンシェルジュ
などなど...7つの肩書きで活動中!

■あなたは何ママ?
右脳と左脳で「らしさ」をデザインする
クリエイティブママ




 “ らしさ ” の探求家



はじめまして、
“猪突猛進系らしさ探究家
”横川 真依子(よこかわ まいこ)です。

私がスナックのママを始めたのは、
2021年の3月です。

ちょうど独立をしたタイミングで
デルソーレにジョインしました。

自分らしい生き方に向かう
スタート地点に立ったときに、
お世話になっている方から「デルソーレ」を
紹介してもらったのが始まりです。

もともとスナックというキーワードとは無縁。

お恥ずかしながら、
「相棒」などの刑事ドラマで登場する
薄暗い空間という偏った
イメージしかありませんでした。


なので、まさか自分がママとして
お店に立つ日が来るとは、
夢にも思っていませんでした。

ですが、オーナーの恵さんの生き方や、
デルソーレを通して目指されるビジョンに
強く共鳴しママになることを決意しました。




“想いを具現化するビジョンデザイナー”って?

「ビジョンデザイナー」と聞いて、
いまいちピンとこない方も多いと思います。

ちょっとイメージしづらいかもしれませんが、
コンサルティングやコーチングを含めながら、
「やりたいこと」や「ありたい状態」などを
掘り起こし、整理することから
ご支援させていただきます。

そして、イラストや文字を通じ、
目に見える形に落とし込むことで、
想いを具現化していきます。

お仕事では、個人と法人の両方を
ご支援しております。

個人向けには、起業相談やコーチングなどの
自己実現支援を中心に行っています。

相談を受けた方からは、
起業で必要なロゴデザインや
ブランディングのご依頼を
受けることもあります。

法人向けにはビジョン・ミッションの策定から
目指す世界のビジュアル化による
社内外コミュニケーション支援に至るまで、
幅広くご支援しています。

最近ではプロジェクトマネジメント的な役割を
担当させていただくことも増えてきました。




美脚のキャリアウーマン”に憧れて...



大学院卒業後は、外資系IT企業IBMに
コンサルタントとして入社しました。

もともと数字は大の苦手でしたが、
就活で、右脳と左脳を駆使する
キャリアウーマンに出会いました。
ハイヒールが似合う、憧れの女性の一人です。

戦略コンサルであるにも関わらず、
ご自身の仕事のスタイルを
「恋愛コンサルタント」と称し、
出会ったお客様と恋に落ちるように
真摯に向き合われるその方に出会うまで、
自分がコンサルタントになるとは
夢にも思っていませんでした。

「コンサルタントは論理だけでなく、
現場と向き合い定性的な情報から
ヒントを得る感性も大事」

その方のあり方に学ばせていただき、
「こんな風に右脳も左脳も大切にしながら、
愛をもってお客様や社会課題と
向き合える存在になりたい!」

とコンサルタントのキャリアを選択しました。


しかしながら、
感覚的な感性が強いこともあり 
強みを活かして働くという観点で、
コンサルタントとしてキャリアを
積み上げていくことに対し、
早い段階で限界を感じてしまいました。

知識ゼロの状態から社内転職してデザイナーに



そこで改めて、
私がやりたい事ってなんだろう?と考えた際に、
大学院で学んでいたデザイン思考を活かして
「デザインの力で課題解決を行いたい」
という想い強くなりました。

ですが、
グラフィックデザインなどの、
いわゆる狭義のデザイン経験はゼロ。

それでも「やってみたい!」
という気持ちは抑えきれませんでしたね。

そこで、勇気を出してメンターに相談したり、
ご縁のあった先輩方にデザインを仕事にして
いくことへの情熱を自分なりに伝えたりしました。

その結果、周りの理解と支援のおかげもあり、
デザイナーに近しいチームに
配属させてもらうことができ、

さらには、プロジェクトでも
デザイナーとして派遣されるように

頼もしい上司や信頼できる同僚に恵まれて、
学びと刺激の多い日々を送っていました。

そこで経験を詰ませていただいた後は、
「誰もが自己実現できる社会の創造」
を目指す人材育成・組織開発の会社に転職。

転職先では、リーダーシップ研修や、
会議改革、ブランディング・PRなど、
「自己実現支援」をテーマに
幅広く活動させてもらいました。

大企業と違い、少人数で構成される
ベンチャー企業は、良くも悪くも
すべてが自分次第。

目まぐるしい毎日でしたが
「好きな仕事ができて幸せ!」
と、充実した日々を過ごしていました。

そんな中、世界を激震させたコロナが到来。
会社の方向転換もあり、私自身も、
この先どうありたいか?を
深く考えさせられた時間です。



最愛の祖父と突然すぎる別れ



コロナウイルスで世の中がざわめいている中、
我が家でも忘れられない出来事がありました。

一緒に暮らしていた最愛の祖父が
膵臓癌を患ってしまったのです。

祖父の入院生活が終わり、
自宅療養をしていたある日。

追い討ちをかけるように、
祖父は行きつけの銭湯で倒れてしまいます。

病院に駆けつけると
「脳梗塞」と診断されました。

コロナの影響で、
思うようにお見舞いにも行けず、
2週間待ってようやく、
祖父の病室に入ることが出来ました。

ですが、指定された病室に入るものの、
祖父が見当たりません。

「あれ、部屋を間違えたかな?
おじいちゃんどこだろう・・・」

と、戸惑いながら周りを見渡していると、
後から病室に入った父がある老人に対して
「お父さん!!」と、声をかけました。




え、私の知っている祖父じゃない。

目の前にいるのは、
人相がすっかり変わり果てた祖父の姿。

あまりの変貌ぶりに、
目の前のベッドに横たわる老人が
祖父であると認識出来ません。

脳梗塞で半身麻痺になった祖父は、
「散歩をする」「民謡を歌う」「食べる」
といった愛する日常を全て奪われ、
生きる希望を無くしていました。

白く濁った精気のない瞳で、
天井一点を見つめる祖父を見て、

「2週間で人はこんなにも
変わってしまうものなのか...」と痛感。

同時に、私の中で「大切にしたい価値観」
が明確になりました。


祖父の分まで後悔のない生き方をしたい

死にゆく祖父の様子を見続けることは、
何よりも辛かったです。

そんな祖父の姿をただただ見守る中で、
「生きる上で、いかに心の健康を担保し、
未来に希望を持つことが大切」なのかを、
深く考えさせられましたね。

そこで真っ先に浮かんだのは、
「自分が自分であることに嘘をつきたくない」
「瞬間瞬間をありのままの自分で、
後悔のないように生きたい」という想い。

改めて私のこれまでの人生を振り返ると、
幼少期の体験から、

「いい子でいよう」
「周りに期待される”横川真依子”でいよう」
と心を偽って無理をする自分が
いることに気が付きました。

でも本当は、
「”自由”になって、自由の楽しさも
厳しさも背負って生きていきたい」
という願望が心の奥底に
ずっと眠っていたんです。

自由をもっと掘り下げた末に、
「自分軸で生きる」

そして「独立する」に繋がりました。

それまでもいつか
起業したいと思っていましたが、
祖父との別れが引き金となり、
独立する覚悟を決めることができました。

そして、独立をきっかけにご縁をいただき、
デルソーレに参画しました。




「わたし」を媒体に紡がれる新たな “ ご縁 ” たち



「え!銀座でママを始めたなんて面白い!」
「おめでとうございます!」

デルソーレでママをしていると、
ひょんなことから素敵な「ご縁」が生まれます

ある日のこと。
私がママとしてカウンターに立っている時に、
不動産屋を経営する友人A君と、
引っ越しを考えている
友人Bちゃんが来店しました。

二人は初対面でしたが、
物件探しの話に花を咲かせていました。

それから数週間後、Bちゃんから連絡が。
デルソーレでの出会いがきっかけとなり、
A君が紹介した物件にBちゃんが
契約をしたというのです。

聞いたところによると、
A君は親身になって彼女の要望を聞き、
何件もの内覧を一緒に行ってくれたのだとか。

内覧中、なかには2人して
ドン引きしてしまうような
激ヤバ物件もあったそう。

直接関わった訳ではないですが、
私という存在を介して大好きな二人が繋がり、
さらにご縁が広がったことを伺い、
「ママになって本当によかった...!」
と、とても嬉しい気持ちになりましたね。

大好きなお酒の場を通じて、
偶発的な出会いの場をご提供できるのも、
ママとなる醍醐味の一つだと感じています。




カラオケ部立ち上げました!



実はカラオケが大好き。

邦楽は、手嶌葵の「明日への手紙」や、
高橋洋子の「魂のルフラン」、
レベッカの「フレンズ」、
PRINCESS PRINCESの「M」
などをよく歌います。

洋楽は、サラ・ブライトマンや、
セリーヌディオンが大好き。
独学ですが、
声の調子のいい時はオペラも歌います。

最も古いレパートリーは、
越路吹雪の『愛の讃歌』です(笑)

ご覧の通り、
同世代受けする曲が少ないので(泣)、
コロナ前はよく、一人で何時間も
カラオケに籠っていました。

以前、お風呂でオペラを歌っていたところ、
「お姉の歌、外まで聞こえてたよー!」
と、妹に大笑いされたことも...。

歌が好きな理由はいろいろありますが、
1番の魅力は、出会ったばかりの方とも
歌を通して心を通わせられること。

実際に、大学院生時代には、
世界各国からきた留学生たちと
カラオケで親睦を深めていました。

外国語の歌は何をいってるのか
チンプンカンプンですが、
気持ちよさそうに歌う姿を眺めるだけで
「いいなあ、素敵だなあ」と、
人としての親近感が持てるんですよね。

実は、スナックとバーの違いの1つは、
カラオケの有無と言われています。

隣のお客さまに話しかけるのが
タブーとされるバーと違い、
同席された方との対話を楽しむ
スナックという空間に
カラオケが用意されるのも、
きっと歌が、心の扉を
開いてくれるからなのではないでしょうか。

そんな大好きな歌を通じて、
デルソーレでも豊かな時間を持てたらと
発足したのが、カラオケ部。

自慢の歌声を披露するもよし。
デュエット仲間を発掘するもよし。
聴く専門で飲みに来るもよし。
二軒目にふらりと立ち寄られるもよし。

仲間を大切に、楽しく心地よく過ごせるなら
なんでもあり!な部活です。

コロナ下につき、カラオケ部は自粛中ですが、
歌を愛するみなさま、解禁された暁にはぜひ、
歌いにいらしてください!




心の“エナジースポット” デルソーレ

思わぬところからご縁が広がるデルソーレは
「心の栄養源」みたいな場所だと思います。

自分らしく肩の力を抜いて語りたい時や、
ありのままの姿で楽しく飲みたい時。


デルソーレでは、みなさんがフラットで
リラックスできるような
空間を作ってお待ちしています。

私と一緒に「らしさ」の花を咲かせませんか?
ご来店、心よりお待ちしております。

追伸:
大好きなチーズのお土産も、大歓迎です(笑)


真依子ママが部長を務める
カラオケ部に興味ある!という方は
こちらのLINEオープンチャットへご参加ください
(できれば参加時に一言ご挨拶をお願いします)


















    野崎 麻里恋するアルコールライター/会社員
    1990生まれ大分県出身。 スタートアップで会社員をする傍、セールスコピーライターとして集客から販売までのお手伝いをしております。 ライターになろうと思ったきっかけは、 「昼からビールを飲む生活に憧れたから」 好きな言葉は「ハッピーアワー」と「乾杯」

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