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無限に出てくる「質問力」を身につける超簡単な方法

コラム
2023.05.12

デルソーレでママとしてお店に立つ傍ら
本業はコーチとして活動している紘子ママ

今回は“質問する力”について
掘り下げてお話ししてくださいました!


なんのために質問する?

そもそもみなさんはどんな時に
「質問したい」と思いますか?

相手のことを知りたいとき?
お近づきになりたいとき?
ニーズを知りたいとき?

私の場合、スナックの営業中は
「相手を知りたい!」という気持ちが
強く、コーチの目線とは少し違うかな(笑)

コーチングでは、
“その人の中に答えはある”を前提に
それを引き出すための質問をします。

でも、分からないことや
困っていることがあるから
コーチングを受けるのに、
“その人の中にある”って
すごく不思議だと思いませんか?

「ないから困ってる!!」と、
はじめに受けた時は
私もそう思っていました(笑)



でも実は、
“そのまま持っている”のではなくて
答えのヒントになるものがその人の中にある、
ということなんですね。


「氷山モデル」という言葉を
聞いたことがあるでしょうか。

氷山の水面の上に出ている、
つまり”見えている”のはほんの一部
だということ。

これは私たちの意識にも例えられます。
7%が意識で、あとの93%は無意識だと
言われています。



眠たいな、お風呂浸かりたいな、
と“気づいている”自分の感覚だけでは
実はないということです。

そのほかにもわたしたちは
気温や風の有無、服の肌触り、音など
よく意識を向けたら気づくけど
普段はあまり気にしていないことが
あるんですよね。

ほかにも、
一昨日の夜何を食べたかとか
一週間前に何をしていたとか
すぐ答えられないこともあります。

脳のエネルギーには限りがあるので
全てを気にしていたら
とんでもないことになるから(笑)

効率よく動くためにも、私たちは
ほんの一部を使って活動しているんですよ。


私たちは今までに
たくさんのことを経験している。
だからこそ、思い出していないだけで
似ているようなケースもある。

それがヒントになるんです!

コーチとしてはそのヒントを
使っていきたいところで、
引き出す質問をしていきます。


マジッククエスチョン2つご紹介


これを聞けば質問できる!
困ったときはこれを聞けばいい!

というマジッククエスチョンを
ここで2つ紹介しますね。


「これって〜で××で、〇〇ってこと?」
と細かく聞くのはかえってその人の
本音を聞き出す上で邪魔になるもので。

実はすごく短く聞けば良いのです。

それは……



①「ていうのは?」
②「ほかには?」



これだけ!

え、どういうこと?
と思う人もいるのは?


①の「ていうのは?」
その人がどういう意味で
話しているかを探る質問です。

人は効率的に生きていると
お話ししましたが、これは
普段の会話の中でも起きていること!

例えば「今日楽しかった」と聞いたら
聞く人なりの楽しさを想像しますが、
実は何も語られていないんですよね。

そこに対して
「楽しかったっていうのは?」
と聞くと、

「楽しかったというのは、私にとっては……」
という内省が始まるんですよ。


これが意識していなかったことに
気づくきっかけになるのです。

〜ていうのは?と
ダイレクトに聞きにくければ
「どういうこと?」という意図の言葉に
置き換えるのがとてもおすすめですよ!


②ほかには?

は、ほかに考えていることを
並列で出していくための質問です。

例えば「困っていることは?」と聞いて
「上司が嫌で……」と返ってきたときに、

「ほかには?」と聞くと
「仕事がつまらない」
「リモートの環境が良くない」

など、
ひとつのことだけに
焦点が当たっていたところから
拡げることができる!


相手の本音を聞けちゃう質問です。


ほかにもあるんでというが
難しくなってきてしまうので
今日は簡単な2つをお伝えしました。
ぜひ有効に使ってみてくださいね!


その人の世界に入って聴こう

別の視点でも少しお話ししたいと思います。

人の話を聴きながら何を考えていますか?
というところ!

ツッコミどころを探したり
オチを探したり……
色々な人がいると思いますが、

私の場合、コーチのときも
スナックのときも同じで!

この人の言っていることって
どういうことなんだろう?と
“想像しながら”聴いています。


相手の描いているイメージを
一緒に想像していくと、
“足りないパーツ”が
あることに気づくんですよね。


どんな場所で?どんなふうに?
その前にどんなことが起きたの?
登場人物がついていないとか、
色がついていないとか……

こんなふうに想像していくと、
シーンを埋めていくために
いくらでも質問ができるようになって
質問する力が爆上がりするんです!



自分の目線からではなく
その人側に意識を持っていって
同じ景色を見るようにするのがコツ。

さきほどもお伝えしたように、
人間は勝手に脳内で補完していく生き物。

そうではなく“相手の世界に入って”
みていくことでその人の本質を
知ることができるのでおすすめですよ。



とはいえ、どの質問も、
”相手に興味があることが前提になる”
のだなと感じました!

相手に興味を持つということが
質問力を高める上で
一番大切なことかもしれません。


それでは!


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    山中 麻衣風の時代のライター/西洋占星術師
    1984年生まれ愛知県出身。企業様から個人事業主様まで、「言葉と文章」の魔法を必要とされる方のお手伝いをしています。特に、女性の心に響くライティングが得意分野。趣味はミステリー映画鑑賞と小説を読むこと。謎を解くのが大好きです。世界観のある空間が好き。

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