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キャリアに悩むすべての女性へ

CEO
2023.07.13

こんにちは!
スナックデルソーレGINZA
オーナーの恵ママです。

先日、小林美鳥さんのPodcast
「40歳からのお仕事図鑑」
ゲスト出演させていただきました!

今日はその内容を一部抜粋してお届けします。

アラフォー世代だけでなく
キャリアに悩む女性のヒントになれば
嬉しいです。


コミュ障だと思っていた高校時代

実は私、大学では
心理学を学んでいたのですが
そのきっかけは高校時代、
"自分がコミュ障だと思っていた”こと。

意外!!と言われますが、
高校生活を謳歌しているタイプでは
なかったんですよ。

学校に通うのが嫌で、
でも真面目だったので“行かない”という
選択肢も取れず。。

人に興味があるというよりも、
女子集団と馴染めない自分が嫌で。
それを克服したくて心理学に興味を持った
という感じなのです。

そんな私が今はデルソーレという
女子集団をつくっているのですが(笑)

誰とでも仲良くできるからではなく、
心を許せる人とだけ関わりたい、という
気持ちが大きいからですね。

大学当時は臨床心理士になろうと
思って勉強していたのですが、
いざ進路を考えたときにすごくニッチな世界で
自分がその世界にいるイメージが持てなかった。

「不登校の子が学校へ通えるように」
「仕事復帰できるようになるサポート」など
マイナスをゼロにする仕事ってイメージがあって

でも、
毎日学校に通っていた自分だって悩んでいた。
大企業で活躍していた親も、
当時は毎日本当に辛そうに会社に行っていた。

ちょっと辛さを抱えながらも
毎日なんとか頑張ってる大多数の人たちが
“今より自分らしくイキイキと働けるようになる”

そんなサポートをしたい!と思うようになり
大学院には行かず
リクルートへ就職するという道を選びました。


頑張れば頑張るほど結果が出た会社員時代

会社員時代は
人から認められる・評価されることが
全てだと思っていたんです。

だから頑張って、評価されて、
評価されるからさらに頑張る……という
“頑張り続けるマシーン”になっていました。


その働き方に少し違和感を覚えつつも
やめることはできませんでした。

その足が止まったのは、
頑張っても成果が出せなくなったとき。


子どもができたことがきっかけでした。


子どもができる前は
睡眠時間を除いたすべての時間を
自分のためだけに使えたんですよね。

誰よりも朝早く会社に行って
誰よりも遅くまで仕事して
誰よりも努力していたから成果を出せていた。


子どもができたあとに転職したんですが
自分が全然できなくて、悔しくて。

できていないことを埋めるために
もっと仕事に時間を使いたかったけど
0歳の子育てをしながら
仕事時間を上手く確保できず
睡眠時間を削る日々。

今成果が出ていないのは子どものせいだ、
と思ってしまうことも正直ありました。



でもその中で
「そもそも、今までの働き方が
本当に良かったんだろうか?」
とふと感じることがあり。

「私は頑張れるできる。
今できていないのは頑張りが足りないからだ」
と思っていたけれど、でも
それって本当に望んでいることなのかな?と。

子供のおかげでその違和感に早く気がつけたのは
今思うとありがたいことですね。

もし子どもがいなくて
好きなだけ仕事ができる環境にずっといたら
もっと気がつくのが遅かったと思います。

素直に自分自身の心に向き合った時に、
「もう、頑張りたくない!」
と心の底から思いました。




頑張らないことを、頑張る




でも人間そんなにすぐには変われない。
「頑張ることをやめよう」と思っても
つい頑張ってしまう自分がいたので

「頑張らないことを頑張る」
という目標を立てました(笑)

私がつい頑張っちゃうのは、
“恐怖・不安・焦り”からくるものだと
気付いたのです。

今のコミュニティの運営は
頑張らなくてもできることだし、
誰からも評価されなくてもやりたいこと!

評価基準が他人にない活動で、
当時の働き方と比べると
自分の価値観が180度ガラッと変わりました。


そこに気付くことができたのは、
「対話とコミュニティ」のおかげです。

実は子どもができる前から
なんとなくずっと違和感はあって。
その時から参加していた
社外のコミュニティがあったのですが、

そこには、自分のやりたいことや
夢を持っている人たちがたくさんいて。

そういう方々と対話する中で、
会社の仕事だけをずっと頑張ってきたけど
自分が本当にやりたいことはこれなのかな?
と考えるきっかけになりました。

組織の中にいる以上
“認められるために頑張る”という
生き方から、私はきっと抜け出せない。

それが私にとっての幸せなのかな?と。


プチチャレンジの繰り返しが成長に



今のデルソーレは
自分がずっと思い描いていた理想形です。

ここからどうしていくかと考えたときに
私は元々、大きな夢を掲げて
そこに向かって頑張るというより
目の前にあるコレちょっと楽しそう!と思うものを
好奇心の赴くままにやってきたタイプ。

あえて目標を定めず、
そのときそのときの興味関心に従って
自分にできることを一生懸命やっていたら
自然と次のフェーズが見えてきて。
そこでまた目の前のことを一生懸命やってたら
またさらに次のフェーズが見えてくる。
数年経ってふと振り返ってみたら
ものすごく成長していた
、という
キャリアの積み方をしてきているんですよね。

だから、今も特に高い目標や
やりたいこともないんです。

でも、常に“プチチャレンジ”はしています。

今も進行中の新しいプロジェクトがあって
やったことのないプチチャレンジ!

そのプチチャレンジを繰り返すことで
気付いたらここまできていた、という感じ。

それでいい!と思っています。

かつ、自分のコミュニティを立ち上げてからは
私が思い付きで「こんなことをやってみたい」
と話した時に、

「それいいね!一緒にやろう!」

と言ってくれる
仲間がいてくれることが、本当に大きくて!



一人だったらいくらでもサボれるし
別にやらなくてもいいことになってしまう。


でも賛同してくれたらある意味逃げられない!
それに一人では到底できなかったことが
皆でだったらヒョイっと
軽やかに実現できてしまうんです。


「働き方に迷っているけど
特に高い目標や野望もないし……」
と思っている女性も少なくないと思います。

そんなときはまず
目の前のことに集中することで
次にやりたいことや、
次のフェーズが見えてくるかも!

それからぜひ
一緒に楽しめる“仲間”を
探してみてくださいね。


↑ 今回インタビューしてくださった小林美鳥さんと、その娘ちゃん2人と。

今回の記事の元になったPodcastの放送は
▶︎こちら

より詳しく、私の言葉で語っているので
ぜひ移動時間や作業しながらお聴きください♪

今回は、前編・後編の2回に渡り
「40歳からのお仕事図鑑(キャリアに悩むアラフォー世代のためのお仕事紹介Podcast)」
にてお話させていただきました!

前編ではデルソーレについて
たくさん語っています!
こちらもお聴きいただけたら嬉しいです。

【前編】
・飲み会の幹事が大好き
・半径3メートルを笑顔で満たしたい
・コロナきっかけでお店を持つことを決意
・ママが20人いるスナック

▶︎前編はここから聴けます


それでは今日も笑顔あふれる1日を!

    山中 麻衣風の時代のライター/西洋占星術師
    1984年生まれ愛知県出身。企業様から個人事業主様まで、「言葉と文章」の魔法を必要とされる方のお手伝いをしています。特に、女性の心に響くライティングが得意分野。趣味はミステリー映画鑑賞と小説を読むこと。謎を解くのが大好きです。世界観のある空間が好き。

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