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つくりたいのはスナックじゃなくて、つながりの力で夢を形にする女性たちのコミュニティだった

会員サロン
2020.11.30

DelSole代表の佐々木恵です。 
 
スナックデルソーレでは、年明け以降、昼間は女性限定の会員制サロンとして活用していきたいという構想があります。 
 
すでに興味を持ってくれている素敵な女性達が続々と集まっており、リアル&オンラインにて、日々活発にコミュニケーションが生まれています。自分が理想として描いていたものが形になりつつあることに、ワクワクと嬉しい気持ちでいっぱいです。

そこで今日は、私が想い描いているコミュニティの形について、書こうと思います。


自身の原体験

私は、今でこそフリーランスとしてやりたいことを仕事にしたり、将来の夢を公言したり、実現に向けて行動を起こしたりもしているけれど、そもそも20代の頃は、自分の中に、やりたいことなんてなかった。周りから期待されたり、与えられた役割やミッションを全うすることで、自分の価値を見出していました。 
 
いや、でも本当は、腹の底では、やりたいことがあったんだと思います。でも意識に上がってくることがほとんどなかったし、そもそも「自分なんかにできる訳がない」と思い込んでいたから、口に出す勇気もありませんでした。 
 
こんな風に、自分の働き方や生き方を自ら切り拓いていけるようになった一番のキッカケは、社外のあるコミュニティに参加するようになったこと。それまで私の周りは大企業で働く会社員ばかりだったんですが、そうではない多様な生き方や、当時の自分には全くなかった価値観を持つ人たちが、世の中にはこんなにたくさんいるんだと、衝撃を受けました。また、そこに行くと、いつも自分よりもずっと若い人達がやりたいことや解決したい社会課題などについてイキイキと語っていて、カッコイイな~と思うと同時に、「自分が個人としてやりたいことって何だろう?」と、自問するように。 
 
そんな中、コミュニティ内で共通の興味関心を持つ人たちと出会い、声を掛けてもらったことを機に、定期的に対話会を主催するようになりました。小さな小さなイベントでしたが、参加してくれた方達の表情が、対話を通じてどんどん変化していくのを目の前で見ることがとても嬉しかったし、何よりも、誰かから与えられたミッションではなく、自分が心からやりたいと思ったことをゼロから形にできるんだ、と実体験できたことは大きかった。 
 
そこからは、少しずつ主体的に行動を起こすことができるようになり、人間関係も視野も一気に広がり、私の人生が大きく変化していったように思います。 
 
やりたいことは、まず口に出してみる。そしてどんなに小さな一歩でも、とにかく行動を起こしてみる。なりたい自分や夢に近づくためには、それしかない。 
 
でも、そもそも何から始めたらいいのか分からなかったり、不安で動き出せなかったり、一人だとできないことも多い。だからこそ、具体的なアドバイスをくれたり、時には刺激や勇気を与えてくれたり、共に最初の一歩を踏み出してくれる仲間の存在が、不可欠なのだと思っています。


デルソーレが目指すコミュニティの形

年明け以降、デルソーレでは、昼は会員制コミュニティの拠点として、夜は会員がママとなり会員からの招待制で営業するスナックとして、運営していきたいと思っています。そこに集まるのは、一人一人が、夢や目標や社会に対して何かしらの想いを持っている女性たち。デルソーレに来ることで、自分が本当にやりたいことが、より速くより力強く加速していく、そんなコミュニティにしていきたいんです。

そこで重要になってくるのが、”Flat & Give first”のマインド。 
 
Flat = 互いにリスペクトし合い、本音や弱さも安心して共有できる関係性 


Give first = 誰かのため、コミュニティのため、まずGiveを楽しもう 


と、定義しています。
 
まず、やりたいことを本音で語れる関係性。 
さらに、いつも応援してくれ、困った時には知恵を貸してくれる仲間でありメンターのような存在が身近にいるからこそ、地に足が付き着実にチャレンジできる。だから想いも行動も加速し、夢が現実のものになる。 
 
あえて職種や業界などで縛っていません。自分とは全く異なる領域にいる人たちだからこそ、それぞれの持つ専門知識や経験をシェアし合うことで互いの学びになるし、場合によっては仕事や人脈もシェアし合えるのではないかと考えているからです。 
 

なぜスナックなのか

と、疑問を持つ方もいるんじゃないでしょうか(笑) 
夢や目標を持つ女性が昼に集まる場であればコワーキングでもいいし、会員が月に1度ママとして主催する場だって、スナックじゃなくて講演やピッチイベントでもいいのでは?と。 


これまで私自身がスナックのママとして、また客としても様々なお店に出向いてきた経験から、「スナックは、あるがままの自分で人との出会いやコミュニケーションを楽しむ場所」だと捉えています。 
 
ママのお家にお邪魔しているような距離感の近さ、全員の顔が見える人数規模、適度なクローズド感ゆえに、公の場ではちょっと話しにくいような本音や裏事情も、ここでなら安心して話すことができる。またお客さん同士も繋がっていることが多いことから、初対面の方であっても必ず共通点があり、年齢や肩書き関係なくフラットな立場で、コミュニケーションを楽しめる。その上カウンターだから、時には話さずにPCに向かったり自分の世界に入っていても気まずくなく、自分がいたいようにいられる。 
 
外で頑張っている女性達だからこそ、安心して気兼ねなく心の内をあかせたり、等身大の自分でいられる場所が必要なのではないか。迷った時、背中を押して欲しい時に、戻ってこられる居場所があるからこそ、外でチャレンジできるのではないか、そう考えています。 
 
一方で、昔ながらの昭和のスナックは、お酒やカラオケで発散し、時には愚痴を言ったり過去の思い出話に酔いしれたり、、言うなれば、”過去に抱いた夢を諦める場所”ではないでしょうか(笑)この点において、私がつくりたい令和のスナックは、”未来のありたい自分に一歩近づき、夢を形にするための場所”にしたい。”会員制”や”招待制”などある程度クローズドな形で運営していくことで、そのコンセプトを保っていくつもりです。


つながりの力で自分らしく輝く

最後に、デルソーレが目指していること。
それは、一人でも多くの女性が「つながりの力で自分らしく輝く」を体現している世の中をつくることです。 
 
人と人とのつながりを大切にするのはもちろんのこと、自分自身とのつながりをちゃんと実感できていることで、他者との比較ではなく、自分の軸で生き、夢の実現に向けて前進し続けることができる。デルソーレを通じて、そんなカラフルな人生を楽しむ人が増えたらいいなと願っています。
 
 ここまでお読みいただいて、デルソーレの想いや理念に共感してくれた方がもしいらっしゃれば、声を掛けていただけると嬉しいです。
ワクワクするような未来を、共に切り拓きましょう^^

    上林 恵人生丸ごと楽しむ皆のママ
    DelSole株式会社 代表/スナックデルソーレGINZAオーナー 「ありのまま・しなやかに・人生まるごと楽しむ」をモットーに、Flat・Exciting・AllOKな対話の場とコミュニティをつくる人。1000名以上の女性のキャリアに伴走してきました。 枠にとらわれず、仕事・遊び・学び・暮らしなど全てごちゃ混ぜで120%楽しむ独自の生き方を実践中。京都大学卒、リクルート、スタートアップを経て、2018年独立。

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