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ママインタビューVol.3〜桑原 あやこさん〜

ハレノヒスナック
2021.03.29

PROFILE

お名前:桑原あやこ
出身地:大阪府豊中市
趣味:ないんです・・・面白いことはなんでもやってみる派。
お仕事:不動産賃貸、不動産コンサル
あなたは何ママ?:あっけらかんな能天気ママ 


INTERVIEW


ー本日はよろしくお願いいたします!
あやねぇの現在のお仕事について教えてください。

去年の5月に会社を辞めて、6月から夫婦で会社の共同代表をやっています。他社から引き受けた仕事を業務委託として行っており、去年の6月からは不動産×ITの会社にほぼフル出勤をしていました。この3月からはまた新しい業務委託先でのお手伝いがスタートしました。
ー私は、あやねえは不動産のスペシャリストなのかしら?と推察していたのですが、むしろ「何でも屋さん」に近い働き方なのでしょうか?

新卒からここまで就いてきた職業が、銀行、ベンチャー、自動車など業界にはとらわれておらず、総務とか管理系の仕事をずっとしています。たまたま26歳くらいの時に不動産の業界に入って、その面白さに気付きました。取引額の大きさ、他の業種と比べた時のインセンティブの多さ、そして人的繋がりの大切さ…この観点では自分の得意を生かせるなと感じました。あとは何事においても不動産は必要な知識ということもあり。今別の個人の仕事としてこうした経験を生かして不動産の仕事もやっています。

ー様々な業種を経験したとのことですが、その中で共通して大切にされてきた「仕事の軸」はありますか?

キーワードとしては「潤滑油」だったり「つながり」だと思います。仕事の原体験として、新卒で入った銀行での経験があります。勤めていた銀行の合併時に、合併先の銀行と新しいシステム作りをするプロジェクトの中心になりました。この時に、"2つの銀行の間"だったり、"管理側とシステムを構築する側の間"に立って仕事をすることが、本当に楽しかったんですよ。それで今、色んな人の立場を総合的に俯瞰して着地点を見つける…色々業種は変わりながらも、人と人をつなげることをメインでやっていますね。

ーそうなのですね。そんなあやねえにとっての人生の転機は何でしたか?


私にとっての人生の転機は、2019年1月。「WEEKLY OCHIAIー母親をアップデートせよ」というNewsPicksの番組の観覧を通じて、「母親アップデートコミュニティ」(以下HUC)の立ち上げから運営に関わったことですね。この番組は、観覧者の社会に対する課題感に対して、登壇者の方々からアドバイスをいただくという内容でした。私には元々いじめや虐待を無くして行きたいという思いがあり…。辛くなるくらいだったら人が決めたルールだったり価値観だったり無視したらいいのにと思うものの、無視できなくてストレスが溜まり、いじめや虐待が生まれていると考えていました。いじめも、子ども起点ではなく、ストレスを抱えた親起点だと考えています。なので、やっぱり親のあり方を変えていくことが重要だと…。

その場に集まった社会課題を認識している人が、世の中のスタンダードになれば、いじめや虐待がなくなるんじゃないかと発表しました。そうしたら登壇者の方々にすごく共感していただいて、その上で、「今日ここにいるメンバーで「秘密結社」作ったらいいんじゃない?」とコメントをいただきました。そのコメントを発端に「母親アップデートコミュニティ」が動き出しました。このメンバーが増えていく中で、「誰も否定しないこと」や「自律できるお母さん」が世の中のスタンダードになっていけば、もっと自分らしく幸せに生きる人々が増えると考えています。

ーいじめや虐待の解決のために、1人ずつの意識を変えることから始めるべきだという観点には深く同意します!

最初は漠然とこんな未来になっていくといいなあという想像だったのですが、メンバーが50人になり、100人になり、200人になり‥、1人1人が自分の生き方を変えて見せれば、半径5mの人のマインドも変わって社会が変わっていくと既に実感しています。


ーこうした活動のモチベーションはどちらにあるのでしょうか?
正直にいうと自分が生きやすい世の中にするため、ですね。最終的に自分と自分の家族を守りたいという気持ちが大きいです。自分の子どもがいじめられないためには、まわりの子どものお母さんがハッピーである必要があるので、お母さんたちが自分自身の生活に満足して楽しく過ごせる世の中がいいですね。今世の中にいるモヤモヤを抱えている人に光を当てて、一緒にどうやったら課題を解決できるかを考えていきたいです。


ーありがとうございます。ではあやこさんと恵さんの出会いについて教えてください。

2020年1月に恵さん主催のキャリアイベントに参加した時、初めて恵さんに出会いました。恵さんのプロフィールに「昼スナ」という文字を見て、昼間に麻布のスナックに行く人ってどんな方々なんだろう?と興味を持ちました。きっと会社員よりも、自分でリスクを取っていろんなことに挑戦している方が多いのではないか?そんな方達と会える場ってすごく面白そう!と感じ、恵さんに「昼スナに興味があります!」と伝えると、初対面のキャリアイベントのその場で「チーママやってみますか?」とお声がけをいただいてしまいました(笑)


ースピード感がすごいですね(笑)

ですよね(笑) それでお手伝いすることになったんですけど、金曜の15時なので会社と被る…ということで退職しました。

ーなんと!

やっぱり自分の中のやりたいことの優先順位が変わってしまいました。スナックにいらっしゃるような情報収集感度の高い方々とお話する中で色んなことを学びたいな、と。スナックは母親としての価値観だけではなく、色んな方々の価値観のアップデートが行われていることが魅力的だと感じました。

ーそういった流れで麻布十番での昼スナックのチーママに始まり、今日のデルソーレのママとしてのあやねえがいらっしゃると思うのですが、あやねえのスナックはどんな空間なのでしょうか?

私のスナックはチーママのまさえ。と2人でやっているのですが、私とまさえ。2人とも凄く共通して弱い自分、ありのままの自分を出すことが得意なんですよね。すごくあっけらかん。これわからんわ〜これ失敗したわ〜全然ダメやん!って(笑) 
私たちのスナックはそんなありのままをさらけ出している私たちによって、ありのままを受容しあえる空間だと思います。


ーインタビューを通じて、あやこさんの気持ちいいまでにサッパリした性格が伝わってきました。スナックでお客様と一緒にわたしも開放的になりたいです。最後に一言、お客様へのメッセージをお願いします!


『辛い時、悲しい時には横に寄り添い、一緒に解決する方法を考えたい。楽しい時、嬉しい時には、一緒にはしゃいで楽しみたい!しっぽり飲みたい時には話を聞き、ストレス発散したい時には一緒に歌います!』


あやねぇママの出勤スケジュールは、こちらのカレンダーでご確認ください。

    黒田 藍子デルソーレのスーパーインターン生/金曜チーママ
    恵ママの想いに共感し、デルソーレ初のインターン生として金曜チーママ及び運営補助を担う。趣味は観劇とグルメ、もちろんお酒も大好き。お酒を片手に人と語り合う時間が何よりの幸せ。 現在慶應義塾大学院メディアデザイン研究科所属、2021年春より戦略系コンサルティングファーム勤務予定。

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