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恵ママの"自分らしく頑張らないゆる起業”のコツ〜前編〜

CEO
2021.12.14

こんにちは!
スナックデルソーレ オーナーママの
恵ママこと上林恵です。 

ここ数年働き方が大きくシフトし
「個の時代」や「複業」といった
キーワードが浸透してきましたね。

私は毎日様々な方からキャリア相談を
頂く機会が多いのですが、中でも特に
これから起業や独立を目指される方から

「どのようにして
今の働き方に辿り着いたのですか?」

「好きなことを仕事にするために、
元々ずっと構想を練ってたんですか?」

よくそのようなご質問をいただきます。

2021年10月にDelSole株式会社を設立し
つい先日1周年を迎えたので、

自分らしく頑張り過ぎない
私自身の起業ストーリーについて
今回はお話させていただけたらと思います。

「自分の名前で活動していきたい」
「これから好きなことを仕事にしていきたい」

と思っている方に、

「へー!こんな起業の方法もあるのか」と
少しでも参考にして頂けたら嬉しいです。

好きなことだから続けられる

「リクルートやスタートアップにいたってことは
もともと独立志向があったんですか?」

答えはNO!!
会社員時代は
まさか自分が会社を経営するようになるなんて
夢にも思っていませんでしたし
お恥ずかしながら明確な目標やキャリアプランも
ありませんでした。

ただ、目の前のことに夢中になって
心を込めてやり続けていくうちに
自然と次のステップが見えてきて。

また次のステップに夢中で取り組んでいると
さらに次のステップが見えてくる‥

といった具合に、
自分が夢中になれること・好きなことを
その時その時の自分にできる形で
コツコツと続けていった結果

だんだんと
近い活動をされている人の繋がりが増えていき
少しずつお客様になってくださる方が現れ
次第に「●●といえば上林恵」
と周りから認識されるようになり

ある時から
仕事としてご依頼いただけるようになりました。

いくつもの肩書きを持って
複数の組織やコミュニティに属し
仕事をしてきましたが
それぞれの活動がどんどん発展していき
ある時あるタイミングで
全てが一本に繋がった。
それがデルソーレなんです。

日々やっていることは小さな積み重ねですが
ふと立ち止まって振り返ってみると
数年前とはまるで異なるステージにいる
ということに気が付き
自分でも驚くという体験をしました。




趣味が仕事になる瞬間

昔から「趣味は?」と聞かれたら、
「飲み会幹事!」
と答えるほど
お酒を囲んで人と交流する場が大好きで、

会社員時代は週5〜6日は
外で飲み歩いていました(笑)

でも、子供が生まれたことで
夜飲みに行く機会が圧倒的に減り

「会いたい人がたくさんいるのに
全然時間が足りないなぁ。
何かいい方法ないかな?」
と考えました。

その時に、
「そうか!スナックだったら
自分の会いたい人をみんなまとめて
呼べちゃうんじゃない!?」
と、思いついたんですよね。

そこからお店を間借りするようになり
毎週金曜日、昼2時から5時の3時間限定
「スナック恵」としてイベントのような形で
昼スナックを始めました。




子育てママがスナックのママに変身

当時の私はフリーランスで
様々な仕事を様々な肩書きで
請け負っていたのですが、

そんな中でも一番楽しかったのが
「昼スナックのママ」として
過ごす時間でした。

平日の昼間ということで
最初は集客に苦戦した時期もありましたが

「頑張る!」というよりは
「自分達が楽しむ」ことを優先して
お店を運営していたので
大変だと思ったことは一度もありませんでした。

楽しければ、メリットなどを考えなくとも
毎週欠かさずコツコツ続けられるものです。

ちょうどその時友人が立ち上げたwebメディアに
取り上げてもらったことがきっかけで

そこから連鎖的に
テレビ・新聞・雑誌など様々なメディアで
インタビューを受けるようになりました。




初めて手にした肩書き

スナックのママとして
メディアに出演している私を
見てくださった友人からは、

「恵ってリクルート辞めて
スナックのママになったんだね!」

と声を掛けていただくようになりました。

え!‥スナックに立っているのは
週にたったの3時間だけなんだけど(笑)
でも周りからはそんな風に見えてるんだ!

と、これは新しい発見でした。

自分としても、
スナックのカウンターに立っている時が
1番楽しくて自分らしくいられる時間だと思うし

周りからもそう見られているということは
ひょっとしたらこの仕事は
自分に合っているということなのかな?

だったら、
"スナックのママ"でいる時間を
もっと増やしていこう!
と考えるようになりました。

それに、
リクリートを卒業してキャリア支援で
独立されている方はたくさんいるけど
キャリア支援×スナックのママをされている方は
他に聞いたことがない。

だからこそ、
差別化にもなる!と感じました。

肩書きは、まず名乗ってしまえ

デルソーレは"飲食店"ではなく"コミュニティ"
と捉えているのですが、
コミュニティ運営に関しても同じパターンで、
ライフワークと思って楽しんでやっていたら
いつの間にかそれが仕事になっていたんです。

昔から横の繋がりを作ることが好きで
会社員時代には社内の部活を立ち上げたり
部署横断飲み会を
毎月欠かさず数年に渡り開催し続けたり
もはや仕事並みに気合いを入れて
取り組んでいた記憶があります(笑)

出産後も、ボランティアで
地域のコミュニティ活動に取り組み
それについて細々と発信していたところ、
ある時から"コミュニティマネージャー"として
お仕事を依頼していただけるようになりました。

「●●が好き」「●●をやっていきたい」
という発信も大事ですが

それ以上にパワフルなのは
「●●をやっています!」という既成事実です。

たとえお金をもらっていなくても
どんなに規模が極小であっても、いいんです。


「コミュニティを立ち上げ運営しています!」
「コミュニティマネージャーやってます!」


 と、自ら名乗ってしまいましょう。

最初は「私なんてまだまだ‥」
と恐縮してしまうかもしれませんが
名乗り続けていくうちに、
だんだんしっくりしてくるはず。
次第に周囲からの見られ方も変わってくるので
良かったら参考にしてみてくださいね。


後編では、
「会社員の今やるべきこと」についてシェアします! 

 

    野崎 麻里恋するアルコールライター/会社員
    1990生まれ大分県出身。 スタートアップで会社員をする傍、セールスコピーライターとして集客から販売までのお手伝いをしております。 ライターになろうと思ったきっかけは、 「昼からビールを飲む生活に憧れたから」 好きな言葉は「ハッピーアワー」と「乾杯」

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